デジタルサイネージとは

普及の背景にあるデジタルサイネージのメリット

店頭、店内、公共施設、交通機関、キャンパス、オフィスなど、家庭以外のさまざまな場所に設置した液晶ディスプレイに、映像(動画)や音声のような電子情報を表示するシステムが「デジタルサイネージ(電子看板)」です。従来の看板、ポスター、POP、ショーウインドゥに取って代わる次世代の電子広告表示機能として、多くのオフィスやお店に導入されています。

デジタルサイネージには、ネットワークを経由する「配信型」と、単体で動作する「独立型」があります。

<配信型デジタルサイネージとは>

自社のサーバーとデジタルサイネージをネットワークで繋ぎ、液晶ディスプレイにコンテンツを表示するタイプの機器です。複数のデジタルサイネージを管理しやすい、独立型に比べてコンテンツを更新する手間が少ないというメリットがあります。近年の主流は、配信型デジタルサイネージです。

<独立型デジタルサイネージとは>

USBを使ってコンテンツの管理をするタイプの機器です。あらかじめUSBにコンテンツのデータを保存しておき、そのUSBをデジタルサイネージ本体に接続してコンテンツを表示します。コンテンツを変更する際は、再度USBを接続しなおさなければなりません。更新の頻度が低い場合や、1台のデジタルサイネージを運用する場合に向いています。

企業ニーズの変化により、デジタルサイネージが注目されるように

周辺機器と通信回線の低に価格化より、従来の4マス媒体(テレビCM、ラジオCM、新聞広告、雑誌広告)からインターネットを利用した販促形態へと、時代は大きく変わってきています。
液晶ディスプレイの大型化・低価格化、機能の向上など、技術も格段の進歩を遂げています。このような背景から、インターネットを利用した広告媒体であるデジタルサイネージが登場し、今脚光を浴びています。
インターネットの浸透により、社会も企業ニーズも時代に沿った形で変わりつつあります。

拡大を続けるデジタルサイネージ市場

2001年頃、欧州で初めてデジタルサイネージの市場が形成されました。そして20年の年月が経過した今では、北米、日本など、世界的に市場が広がっています。特に導入事例が多いのは、アジアの中国や韓国といった国々です。中国や韓国では、都市部の繁華街だと日本以上に至る所でデジタルサイネージを活用している様子が見られます。

この他、北米ではインタラクティブ機能やモバイル・SNS連動などの技術も、他国に先駆けて活用しています。ウォルマート(GMS)の6,000店舗、液晶ディスプレイ65,000面という世界最大規模で市場を展開している事例もあります。

日本のデジタルサイネージの市場規模は、2012年で約1030億円。2011年は大震災の影響で市場が伸び悩みましたが、2012年には需要が回復し、二桁を超える伸びとなりました。今後も媒体数の増加とともに、市場は引き続き二桁の拡大が予測されています。

デジタルサイネージのメリット

<こちらの音声もご確認ください>

■ディスプレイ端末ごとにコンテンツを制御できます。例えば「朝の通勤中のサラリーマン」「学生街」「スーパーの特売日」など、設置場所や時間によって変わる顧客層に向けて、適切なコンテンツをタイムリーに発信することが可能です。
■動画と音声、文字を組み合わせて、幅広い広告展開ができます。これにより注目度・伝達力の高い告知が可能になります。
■テレビCMやホームページなどは、お客様からのアクセス待ちです。デジタルサイネージであれば、街ゆく不特定多数の人々に、能動的に情報発信ができます。
■従来のポスターや看板に比べ、作業時間やコストを軽減できます。
■自社の情報発信だけでなく、他社の広告を掲載することで副収入源とすることも可能です。

成功する電子看板の基本

「成功する電子看板」には共通点があります。
お店のコンセプトや特徴、立地条件などをよく把握してコンテンツが制作されていることです。
電子看板はお客様を迎え入れる「店の顔」。お店の第一印象を決定付ける大事な要素です。
お店の魅力を最大限に表現すれば、人の目を引き、店内への誘導に繋がる「成功する電子看板」になります。

電子看板は集客効果を高める大きな力を秘めています。
電子看板の力を知り、ぜひお店の集客に関する課題を解決するためのソリューションとして、役立ててください。

効果のある電子看板には理由がある。

魅力のある電子看板! そのワケは

魅力のある電子看板は、まず通行人にお店を発見してもらうことを大切にしています。発見してもらってから、次に興味をもってもらう。そして最終的にはお店に入ってもらえるよう、コンテンツで誘導するのです。
特に動画や音声を使った電子看板は興味をもってもらいやすく、人目を引きます。

興味をもってもらうために

動画や音声を使ってコンテンツを作ったら、次は向きや見え方までを考えて電子看板を設置します。
お客様の目線に立って、心に訴えるよう設置することで、本当に良い電子看板ができるのです。

看板にも鮮度がある

設置して古くなった看板は、印象に残りません。

電子看板は、コンテンツの内容を簡単に変更できます。いつでも新鮮な情報やお店の想い、伝えたいことが、上手くデザインされている看板です。
電子看板のコンテンツは、日ごとはもちろん、時間帯などのタイミングに合わせて変えることも可能です。お昼はランチメニュー、2時以降はカフェメニュー、夕方からはコンパメニューなど、時間帯にあったコンテンツを流すことで、人はついつい視線を奪われてしまいます。

電子看板は、最強の広告媒体である。

お店に人を呼び込むためには、どんな方法があるでしょうか。
チラシを打つ・雑誌や新聞広告に掲載する・テレビでコマーシャルを流す。最近では、ホームページなどのインターネット媒体を利用することも増えています。
しかし、お店にとって一番身近なのは「看板」です。他のどの方法よりもたくさんのお店の魅力を伝え、人を引き付けますます。

電子看板は優秀な営業マン

電子看板は、遠くからでも認知できる視認性の優れた機器です。人を惹きつけ、一目でお店の魅力を伝えます。

たくさんの人に見てもらえる、魅力を伝えられる、お店に呼び込むことができる。それが電子看板です。
つまり電子看板は、動画と音声で店舗の認知率を上げ、魅力的なコンテンツで「商品」「対応力」「サービス」などお店のアピールをすることができます。
電子看板なら、あなたのお店の“最強の営業マン”となり得るのです。
そして電子看板はチラシや広告などと違って、一度見てすぐに捨てられてしまうようなことがありません。
設置場所を通るすべての人に対して、いつまでも宣伝し続けます。通行人の記憶に、コンテンツの内容を残すことができるのです。

実は安価で、効果的な電子看板

意外にも、広告の中で最もコストパフォーマンスが高い媒体が電子看板です。
チラシや広告、テレビやラジオのコマーシャル。これらの媒体には確かに、それなりの宣伝効果があります。
しかし、効果は目にした時、耳にした時のその瞬間だけなのです。
チラシなら配布し続けたり、テレビのコマーシャルなら放送し続けたりと、継続しなければ、効果は長続きしません。
電子看板は違います。一度設置すれば、撤去しない限り一年を通じて訴求できます。
こうした点を考えると、電子看板は、非常にコストパフォーマンスの高い宣伝媒体です

シンプルで明解なデザイン

電子看板は、気づいてもらい、瞬時に内容を理解されるべきです。
電子看板が役割を果たすためには、できる限り、たくさんの人に発見してもらわなければなりません。
たくさんの人に発見してもらうための重要なポイントは、いかにして気づいてもらうかです。気づいてもらうために、動画と音声が重要です。そして理解されるために、シンプルで明解なデザインにする必要があります。

効果的な電子看板の設置の仕方

なぜそこに置くのか。見る人はどんな人なのか。電子看板を置く時は、アピールしたい人に向けて考え尽くし、設置の仕方を決めましょう。

誰が見るのかを考える

電子看板を設置する時は、まず「誰が見るのか」を考えなくてはいけません。
電子看板を設置する場所は、徒歩や自転車などの交通量が多い場所ですか?交通量が多い場所ほど、多くの人の目に触れます。歩行者に向けてコンテンツを表示するなら、情報量を多くして「読んでもらう」デザインも考えられます。
誰が見るのかを考えることで、効果的な設置場所を絞り込むことが可能です。

場所によって文字の大きさを変える

文字のサイズを考える時には、通行者の視点を考えます。

■文字のサイズの計算方法(単位)
文字の高さ(cm)=視認距離(cm)÷200

例えば
通行者から電子看板までの視認距離が10mの時、
1000÷200=5
つまり、一文字の大きさが5cm位でないと、10m先からは見難いことになります。

ただし電子看板の場合、文字で詳細を伝えるより、目に入った時のインパクトが大事になることもあります。

遠距離から見てもらうなら「お店の業態などが瞬時にわかる」
中距離から見てもらうなら「他の店とは違う特徴をアピール」
近距離から見てもらうなら「目玉商品や価格を明確に」

以上を踏まえて、デザインを考えると良いでしょう。
導入事例を参考にするのも1つの方法です。

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